sieste cinéma

小さな街のひっそりとした映画館のようにのんびりゆったりレビューします(*´꒳`*)

リリーのすべて

 

2015年製作/120分/R15+/イギリス
原題:The Danish Girl
配給:東宝東和
劇場公開日:2016年3月18日

 

Ж あらすじ Ж

 

1928年、デンマーク

風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。

 

それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。

 

一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。

移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。

 



主人公のアイナーは

ファンタスティック・ビーストのエディ・レッドメインと言えばわかっていただけるでしょうか。

 

本当に同一人物なのかと思えるほど

最初は普通の男性だった彼が、

少しづつすごく繊細で、儚げで、美しくなって女性らしくなっていく様が

とても綺麗に描写されてて素敵でした。


妻のゲルダ役のアンバー・ハードもきれでなおかつすごく理解のある奥さんで

本当に素敵すぎました(*´艸`)

 

このリリーは実在した人のお話で、当時はトランジェンダーについて今ほど理解もなかったこともありいろいろ話題になったものでしたが、私はエディが演じたことにより

この映画の素晴らしさが伝わったのではないかと思っています(*´꒳`*)

アンバー・ハード